こちらでは、ミライデンタルクリニックの裏側ワイヤー矯正治療について、詳しく説明いたします。
「治療期間や治療の流れはどうなっているのか?」
「なぜ?この価で提供できるのか?」
「本当に歯並びは良くなるのか?」
など、皆さまが最初に感じる疑問や質問にお答えできれば幸いです。
ミライデンタルクリニックの裏側ワイヤー矯正とは?
【目次】
裏側ワイヤー矯正とは?
それでは、ミライデンタルクリニックの「裏側ワイヤー矯正」について説明する前に、そもそも「裏側ワイヤー矯正」とは何か?について、説明いたします。
歯列矯正というと、大きく分けて「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」に分かれます。
マウスピース矯正は、その名の通り、マウスピースを使用して歯並び改善を目指すものです。
「ワイヤー矯正」は、歯にブラケットと呼ばれる器具を装着し、そこに専用のワイヤーを通し、そのワイヤーの力で歯並びを改善する歯列矯正です。
一般的に、ワイヤー矯正というと、大きな金属製ブラケットを歯の前側に装着し、銀色に光るワイヤーを通すタイプをイメージされることと思います。
これはとても目立つため、敬遠する患者さまも多くいます。
さて、このワイヤー矯正ですが、従来は歯の表側に器具を装着する表側=唇側(しんそく)ワイヤー矯正が主流でした。
これに対し、「裏側ワイヤー矯正」は文字通り、歯の裏側=舌側(ぜっそく)に、ブラケットを装着、ワイヤーも裏側を通すワイヤー矯正です。
装置もワイヤーも歯の裏側ですので、歯列矯正治療をしていることは、ほとんど外見からはわかりません。
ただ、裏側ワイヤー矯正は、矯正用の器具を、歯科医師から良く見える表側ではなく、外側からは見えずらい歯の裏側に装置を装着する必要があります。
このため、非常に技術的な難易度が高く、どの歯科医師でも実施できるものではなく、必然的に、価格もかなり高くなる傾向があります。
しかし、ミライデンタルクリニックでは、従来は非常に高価格だった、この「裏側ワイヤー矯正」を、低価格で提供することに成功しました。
では、改めて、ミライデンタルクリニックの「裏側ワイヤー矯正」について、説明いたします。
ミライデンタルクリニックの裏側ワイヤー矯正の特徴
ミライデンタルクリニックで提供している「裏側ワイヤー矯正」には、以下の3つの特徴があります。
適正価格
まずは、その価格です。
「裏側ワイヤー矯正」の場合、従来は100万円~150万円ほどするのが一般的でした。
最近は、ミライデンタルクリニックの価格に影響されてきたのか、全体的に価格も下がってきていますが、それでも、ミライデンタルクリニックのように、従来価格の1/3~1/2ほどの価格で提供している歯科医院さまは少ないでしょう。
実際のところ、歯列矯正だけでなく、歯科治療全般に価格が高いとミライデンタルクリニックでは考えています。
ここ20~30年で世界的に、歯科治療の技術は格段に進歩しました。
それに伴い、コストもかなり下がっているのですが、逆に、日本の歯科治療は、20~30年前の価格を維持している状況です。
ミライデンタルクリニックでは、我々の「裏側ワイヤー矯正」の価格を「低価格」とは考えていません。
あくまで、技術革新の積み重ねによる、コストダウンの結果の「適正価格」だと考えています。
矯正期間が短い
元々、ワイヤー矯正は、矯正専門医による、豊富な経験と高度な技術が必要な歯列矯正治療です。
- ブラケットの装着位置をどうするか?
- 歯を削る場合、どの部分をどのぐらい削るか?
- ワイヤーの太さをどうするか?
など、ほとんどの判断を矯正専門医が、経験と勘を元に決めて施術していきます。
その結果、「戻りすぎた」「出過ぎた」といった、矯正し過ぎてしまう状況になります。
というよりも、そこを見越して、やりながら歯の並び具合を調整していく、といった感じになります。
一度でピタリと狙った位置になることは、ほぼないため、この微調整の期間がかなりかかるのです。
その点、ミライデンタルクリニックの裏側ワイヤー矯正システムでは、口述する正確なシミュレーション結果と専用のジグを用いることで、正確な位置にブラケットを装着。
最初から、狙った歯並びに、スムーズに近づけますので、「戻りすぎた」「出過ぎた」がほとんどありません。
そのため、結果的に、矯正期間もこれまでよりも短く済むのです。
正確なシミュレーションと専用ジグの導入
ミライデンタルクリニックの「裏側ワイヤー矯正」の最大の特徴がこの2点「正確なシミュレーション」と「専用ジグの導入」です。
まず、これまで、万を超える症例を元にAIで歯列矯正シミュレーションを行うシステムを構築しました。このシステムは、口腔内の形状を正確にデジタル計測したデータを入れることで、従来にないレベルの精度の高い、矯正シミュレーションを生成できます。
この正確なシミュレーションデータを元に、ブラケットの装着位置や、歯の削り具合、ワイヤーの太さを決定。その指示通りに施術することで、かなりの精度でシミュレーション通りの歯の動きを実現できます。
また、正確なシミュレーションができても、その通りのブラケットを装着できなれば、意味がありません。
特に、歯の裏側に、ブラケットを正確に装着するのは、かなりの技術が必要です。
そこで、開発したのが、ブラケットを装着するためのジグです。
このジグは、いわば正確にブラケットを装着するためのガイドラインで、このジグを用いることで、一般の歯科医も、矯正専門医以上の精度で、ブラケットの装着が可能になりました。
つまり、従来は、すべて矯正専門医が経験と勘で行っていたことを、AIと技術革新で、どのような歯科医師でも再現可能にしたこと。しかも、専門医以上のレベルと精度で可能になりました。
これが、ミライデンタルクリニックの「裏側ワイヤー矯正」が、低価格で治療期間の短い理由にも、なっています。
なぜこの価格で提供できるのか?
ミライデンタルクリニックは、なぜこの価格で裏側ワイヤー矯正を提供できるのか?
その理由は、すでに上記で述べているように、AIを使った正確なシミュレーションと、どのような歯科医師でも正確な位置にブラケットを装着できる専用ジグにあります。
矯正治療の価格と期間の仕組み
前述のとおり、従来の「ワイヤー矯正」は、矯正専門医が長年の経験で培った勘と技術で施術されます。
通常の歯科医師よりも、専門性が高い分、矯正専門医の人件費は高くなる傾向にあります。
そして、人間の経験と勘が頼りのワイヤー矯正は、どうしても治療期間が長くなるため、その分、コストに跳ね返ってきます。
さらに、「裏側」となると、対応できる矯正専門医も限られるため、さらに人件費が高くなります。
これが、歯列矯正治療が高額な理由です。
専門医の経験を不要にしたシステム
その点、ミライデンタルクリニックの「裏側ワイヤー矯正」では、AIを使用した正確なシミュレーションと、専用ジグによるブラケットの装着により、矯正専門医を不要にしました。
専門医が不要な分、人件費を大幅にダウンすることができます。
また、シミュレーションそのものも、これまでは専門家による手作業で作成されていました。これもコスト増につながるのですが、AIを導入することで、このコストも削減できます。
つまり、これまで専門家が時間をかけて行っていたことを、技術革新により無くすことで、大胆なコストダウンを実現したのです。
前歯部に絞る
そして、もう1つ。
ミライデンタルクリニックの「裏側ワイヤー」矯正は、対応する範囲を前歯部のみにしたことも、コストダウンの要因となっています。
奥歯まで動かす全体矯正に、このシステムを導入するのは、かなり難易度が高くなります。
その分、開発費用も期間も上昇します。
そして、実は歯列矯正の患者さんの7割~8割は、前歯部だけの矯正で問題ありません。
そこで、ミライデンタルクリニックでは、裏側ワイヤー矯正を前歯部だけに絞りました。
本来は、あらゆる人の歯並びに対応できた方が良いかもしれません。
しかし、前歯部に絞ったことで、開発費用と期間を短縮でき、それも「裏側ワイヤー矯正」の低価格化に貢献しています。
なお、全体矯正が必要な患者さまへは、同じシステムで表側=唇側ワイヤー矯正システムを提供しています。こちらも、従来の表側ワイヤー矯正に比べ、低価格&期間を短くご提供できますので、よろしければ、ご検討ください。
歯科業界への想い
それでも、ここまで価格を抑える必要は無いかもしれません。
よく、他の歯科業界の方から、もっと利益をとっても売れるのでは?と質問されます。
この点に対し、ミライデンタルクリニックはこのように考えています。
世界には、素晴らしい技術(技術的に進んでいるだけでなく、コスト的にも大幅にダウンできる…)が存在します。
しかし、まだまだ、日本の歯科業界は遅れている。
これまで通りの、技術と価格で通している。
だから、いつまでたっても、日本の患者さまは、古い技術で高いままの治療を受けざるを得ない…。
そのような状況を少しでも好転したい。
世界の良いものをどんどん取り入れられるような歯科業界にしたい。
そのような想いから、インパクトのある価格設定にしました。
治療の流れ
ここまで、ミライデンタルクリニックの「裏側ワイヤー矯正」の特徴と低価格の理由について、説明してきました。
ここからは、実際にミライデンタルクリニックで「裏側ワイヤー矯正」を実施する場合の流れについて、説明いたします。
1)初回カウンセリング
まずは、ご来院いただきます。
そこで、歯並びについての希望を詳しくヒアリングします。
その上で、口腔内の状況を3Dデジタル計測。
合わせて、頭部CTも取ります。
これらのデータを元に、歯列矯正シミュレーションを作成します。
2)シミュレーション結果説明
初回カウンセリングから、1週間程度で、歯列矯正シミュレーションが完成します。
再度、ご来院いただき、歯科医師より、そのシミュレーション結果の説明を行わせていただきます。
その際は、具体的な治療計画書や、実際の歯並びがどのよう変化していくのか?をグラフィック化した、シミュレーションCGをご確認いただきます。
シミュレーション結果をご確認いただき、治療計画にご納得いただけましたら、治療のスタートとなります。
もちろん、この時点でお断りいただいても問題ありません。
なお、ここまでは無料で対応しております。
3)同意書にサイン
治療計画にご納得いただきましたら、治療同意書にサインを頂戴いたします。
合わせて、治療費をお支払いいただきます。
歯列矯正用の装置は、入金の確認後の発注となり、発注から3週間ほどで入荷いたします。
お支払い方法としては、「現金」「現金振り込み」「クレジットカード決済」「デンタルローン」が利用可能です。
4)治療開始
前述の通り、入金確認後、3週間程度で装置ができますので、再びご来院いただき、装置を装着していきます。
治療時間は、片顎の場合1時間程度、両顎の場合、90分から2時間程度になります。
治療に関して、抜歯が必要なケースでは、装置を装着する前に、別途、抜歯のためにご来院いただきます。
なお、ミライデンタルクリニックでは、歯列矯正に必要な抜歯については、費用を頂戴しておりません。
5)治療期間中
治療期間中は、1か月に1回程度、ご来院いただき、装置とワイヤーの調整を行わせていただきます。
これは、歯並びの変化伴い、装置の位置やワイヤーの強さを変更するためです。
また、必要に応じて、追加で歯を削るといったことも行います。
ミライデンタルクリニックでは、この「ワイヤー調整」の際に、費用として、毎回、3,300円(税込)を頂戴しております。
※お得な回数券もございますので、ご興味をお持ちの方は、受付までご相談ください。
※ ワイヤーや装置が外れてしまった
ワイヤー矯正のブラケットやワイヤーは最終的に取り外すものです。
その際に、外れないと困りますので、もともと、外れやすくなっています。
ですから、固いものを食べたり、どこかにぶつけたり、といったことで、外れることがあります。
その場合は、慌てずに、受付までご相談ください。
直ぐに対応いたします。
6)仕上げ用マウスピース
口腔内の状況や、個人差にもよりますが、6か月~10か月程度、ワイヤーによる矯正が終了します。
歯並びは、かなり、理想に近い状況になっているかと思いますが、ここから最終的な微調整を行います。
ブラケットやワイヤーを完全に取り外し、仕上げ用のマウスピースを用いて、微調整を行います。
こちらも口腔内の状況や、個人差により異なりますが、マウスピース1つを1ステップ(3週間程度)として、1~3ステップほど、仕上げ用マウスピースを着用していただきます。
この間も、定期的にご来院いただき、最終的に、患者さまと医師で歯並びを確認。
ご納得いただけましたら、歯列矯正治療の終了となります。
7)最終リテーナー
歯列矯正の終了後は、最終リテーナーをご使用いただきます。
一度、理想の歯並びとなったとしても、歯列は必ず元に戻っていきます。
これは、一般的に「後戻り」と言われる現象です。
個人差はありますが、この「後戻り」は必ず発生します。
これを防ぐための装置が「リテーナー(保定装置)」と呼ばれるマウスピースです。
リテーナーは、治療後、治療に要した期間(1年間なら1年間)は使用していただくことをお勧めします。
着用する頻度ですが、治療終了直後は、毎日・就寝中は着用することが理想的です。
この頻度も時間も、徐々に減らしていっても構いません。
よくある質問
Q)治療期間はどのくらいですか?
A)個人差や、口腔内状況にもよりますが、早い方で半年から数か月程度。長い方で1年から1年半ぐらいかかります。
治療後は、「後戻り」を防ぐために、最低でも治療期間と同じ程度の期間、リテーナー(保定装置)の使用をお勧めいたします。
Q)矯正治療は痛くないですか?
A)治療の際に痛みについては、個人差が大きく、中には痛みや違和感を感じられる患者さまもおります。
ただ、その場合でも、2~3日程度経過するうちに、痛みや違和感を感じなくなることが一般的です。
※それ以上、痛みや違和感が続くようでしたら、担当医師に速やかにご相談ください。
Q)マウスピース矯正と比べて、どちらが優れていますか?
A)それぞれ特徴があり、一概にどちらが優れているとは言えません。
一般的に、ワイヤー矯正の方がマウスピース矯正よりも、矯正する力が強く、期間も短いとされています。
ただし、ワイヤー矯正の場合、ブラケットやワイヤーといった装置を装着するため、マウスピース矯正よりも違和感を感じられる場合が多いとされます。
また、マウスピース矯正は、1日20時間ほど、マウスピースを着用する必要があります。
マウスピースを忘れやすい方は、ワイヤー矯正であれば、取り外す必要がありませんので、その点は安心です。
歯のお手入れに関しては、マウスピースは外せますので、口腔ケアには便利です。
それぞれ、メリット・デメリットがありますので、ご興味をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
Q)治療期間はどのくらいですか?
A)個人差や、口腔内状況にもよりますが、早い方で半年から数か月程度。長い方で1年から1年半ぐらいかかります。
治療後は、「後戻り」を防ぐために、最低でも治療期間と同じ程度の期間、リテーナー(保定装置)の使用をお勧めいたします。
Q)抜歯は必要ですか?
A)当院は、基本的に非抜歯での治療を心がけております。
しかし、どうしても必要な場合は、抜歯を行うこともございます。
抜歯の有無は、患者さまの理想とされる歯並び(どこまでやるのか?)にも関係します。
もちろん、患者さまの了承を得ることなく、抜歯を行うようなことは致しませんので、ご安心ください。
Q)金属アレルギーですが、大丈夫ですか?
A)ニッケル合金やチタンなど、一般的に金属アレルギーになりにくい素材を用いていますので、たいていのケースでは問題ありません。
ただし、ごくまれにアレルギーが出る方がおります。
詳しくは歯科医師にご相談ください。
Q)「後戻り」するって本当ですか?
A)個人により程度に差はありますが、必ず「後戻り」します。
「後戻り」を防ぐために、リテーナー(保定装置)の装着が必要になります。
Q)矯正治療中の食事で気を付けることはありますか?
A)基本的には、普通に食事していただいて問題ありません。
ただし、キャラメルやスルメのように、歯に粘着するものや、固い食べ物は避けた方が良いでしょう。